2019年9月26日(木)【アウト×デラックス】にオペラ歌手の中丸三千繪さんが出演されます。
中丸三千繪さんといえば世界各国のオペラハウスで一流の歌手や指揮者と共演し、2019年6月に大阪で行われたG20では日本を代表する世界的なオペラ歌手として世界の首脳を前に美しい歌声を披露したことでも有名です。
今回はそんな世界で活躍する超有名オペラ歌手の中丸三千繪さんの年収や出身大学とこれまでの経歴が気になったので調べてみました!
パッと読める目次
中丸三千繪の年収がヤバイ!!
日本を代表する世界的なオペラ歌手である中丸三千繪さんの年収はいくらぐらいなのでしょうか。
まずはこちらの2018年、エジプト、カイロオペラハウスで歌劇「アイーダ」に出演された時の動画をご覧ください。
日本の支援で建設され、30周年を迎えたエジプト・カイロのオペラハウスで、古代エジプトを舞台にした人気オペラ「アイーダ」が、日本の著名なオペラ歌手、中丸三千繪さんの主演で上演されました。https://t.co/pegAQahjm2#nhk_news pic.twitter.com/TLEIlkZSFX
— NHKニュース (@nhk_news) December 5, 2018
すごい!!!としか感想が言えないぐらいの美声をお持ちです。
それもそのはず、中丸三千繪さんは声楽コンクールの最高峰「マリア・カラス・コンクール」にてイタリア人以外で初めて優勝したオペラ歌手なのです。
現在まで唯一の日本人優勝者である点を考えると、中丸三千繪さんがどのぐらいすごいことを成し遂げた方なのかが分かります。
そんな中丸三千繪さんの年収ですが、世界中で多くのコンサートに出演されているため予想はかなり難しいです。
そこで一般的なオペラ歌手の年収を調べてみました。
- オペラ歌手 平均900万円~1,200万円
一般的なサラリーマンの給料と比べると高い印象ですね。
中丸三千繪さんの場合、声楽コンクールの最高峰「マリア・カラス・コンクール」にてイタリア人以外で初めて優勝しているという点から、1回当たりの公演における収入は約2000万円とも言われているようです。
単純計算で1年間で5公演したとして1億円ということになります。
それ以外にもテレビ出演や大学の式典への特別参加など多方面で活躍されているほか、中丸三千繪さんはファンクラブもあることからかなりの額の収入があるのではないかと予想されます。
中丸三千繪の大学は?
中丸三千繪さんは桐朋学園大学声楽科を卒業し、その後桐朋学園大学の研究科も修了しています。
桐朋学園大学声楽科は確かな演奏テクニック、様式感、演奏者としての豊かな感性と表現力を身につけることを目的としています。
桐朋学園大学声楽科の特徴
- 第一線で活躍する講師陣による個人レッスンで、基礎となる発声法から多様なオペラ・歌曲の表現法までを学ぶ
- 「オペラクラス」では歌唱及び演技指導を受け「試演会」でその成果を発表、オペラ歌手としての道を開く
- 「ディクション」は桐朋独自のカリキュラムで、伊・独・仏・日・露5か国語の正しい舞台語発音を習得
- 「声楽コンサート」「合唱の夕べ」や他部会との交流演奏においては、アンサンブル表現を学ぶ
- 外国人招聘教授らによる充実した公開講座で知識を深める
これらのカリキュラムを通して確かな演奏テクニックや演奏者としての豊かな感性と表現力を身に付けることができるようです。
中丸三千繪さんは大学1年の時にニューヨークのザルツブルグに留学しており、毎年夏や冬になるとジュリアード音楽院へレッスンに通っていたそうです。
その後アメリアやヨーロッパで自分に合う講師を探し求めて数ヶ月旅をしていた時期もあったというから、オペラに対する熱心ぶりに関しては中丸三千繪さんの右に出るものはいなかったのではないでしょうか。
逆を言えば、それぐらいのやる気で取り組まなければ、日本人がヨーロッパをはじめ世界でオペラ活躍することは難しいと言えるのかもしれませんね。
中丸三千繪のプロフィール
中丸三千繪(なかまる みちえ)
生年月日:1960年7月24日
出身:茨城県筑西市
特技:水泳
資格:ソムリエ
中丸三千繪さんは桐朋学園大学声楽科卒業を卒業し、その後桐朋学園大学の研究科も修了した後、日本でのオペラ活動を経てオペラの本場イタリアへ渡っています。
【中丸三千繪さんの経歴を時系列でまとめました】
- 1986年、小澤征爾指揮、「エレクトラ」で日本デビュー。
- 1987年、イタリアに渡る。
- 1988年、第3回「ルチアーノ・パヴァロッティ・コンクール」優勝でヨーロッパデビュー
- 第4回「マリア・カニリア・コンクール」で優勝
- 第27回「フランチェスコ・パオロ・ネリア・コンクール」で優勝。ミラノ・スカラ座と出演契約を結ぶ。
- 1990年、イタリア国営放送RAI主催「マリア・カラス・コンクール」に優勝し、欧米各国より出演依頼が殺到
- 1994年、ベルサイユ宮殿での英仏チャリティ神前コンサートに、故ダイアナ妃ご臨席の下、フランス代表として出演
- 1995年、MODA(イタリア貿易振興会)Made in Italy賞を受賞
- 1997年、歌舞伎座にて史上初めてとなるソロ・リサイタルを行い、大きな話題となる。
- 2015年、プラハ国立歌劇場日本公演「椿姫」にヴィオレッタ役で出演
- 2018年、エジプト、カイロオペラハウスで歌劇「アイーダ」に出演
経歴がすごすぎて言葉も出ませんが、偉大な賞を獲得した中丸三千繪さんはイタリアで数々の苦労をされた後にこのような大きな成功を納めたのではないでしょうか。
中丸三千繪さんが「マリア・カラス・コンクール」に込めた想い
「マリア・カラス・コンクール」で優勝することを目標に掲げていた中丸三千繪さん。
実は1990年にこのコンクールを受けた時には「これに受からなかったらもうオペラはやめよう」と思っていたそうです。
第1回審査の際、イタリア人以外絶対に優勝者は出さないとTVで言っていたのを聞いてダメもとで挑んだという中丸三千繪さん。
イタリア人しか獲れないと言われていた「マリア・カラス・コンクール」で優勝するために、中丸三千繪さんはできるだけ地味で難しくてイタリア人の苦手な曲を1曲選曲し、これが功を奏し見事優勝を果たしました
この偉業は未だに他の日本人には破られていないというから素晴らしい功績ですね!
イタリア人でも取るのが難しいコンクールで日本人が優勝した、ということで当時は欧米各国から撮影依頼が殺到し、中丸三千繪さんは一躍有名人となったようです。
中丸三千繪の年収がヤバイ!!大学など経歴も調査!まとめ
今回は日本を代表する世界的オペラ歌手中丸三千繪さんの年収や大学などの経歴についてまとめてみました!
【アウト×デラックス】では中丸三千繪さんのハマったものはとことん繰り返す理由について語るようなので、こちらも見ものですね!
これからの中丸三千繪さんの益々の活躍に期待しています!