Youtuberとして活躍するバイリンガールちかさんのお父様は、吉田憲一さんという方で過去にテレビ番組にも出演していました。
そんなちかさんの父親と仕事について調査しました。
パッと読める目次
【画像】バイリンガールちかの父親は吉田憲一
バイリンガールちかさんのお父様は吉田憲一さんです。
バイリンガールちかさんは、魚肉加工業を営むお父様の仕事の関係で小学校1年生の時にアメリア、シアトル郊外の漁港に転居します。
ちかさんの出身地は長崎ですので、お父様が長崎で事業を営んでいたのでしょうか。
これまでにちかさんのブログや動画にも登場されていますが、やさしい面持ちでハンサムなお父様ですね。
左腕を失った過去
ちかさんのお父様は30歳のときに、船内の事故で左腕を失いました。
機械に巻き込まれてしまった腕を自ら引き抜いたというちかさんのお父様は、治療を受けられる場所まで船が移動する間、自分の部屋で「もう船には乗れないかもしれない」と呆然としたそうです。
その後も何ヶ月か幻肢痛という激しい痛みに悩まされ、仕事に復帰した後も悔しい思いをしました。
その時の体験をこのように語っています。
「いちばん嫌だったのは同情されることです。
嫌だったし、この手が無いから負けるというのがいちばん嫌でした。
情けをかけられるというのがね。
とにかく、『負けたくない』ということが支えでしたよ。
そういう中で、やっぱり家で荒れるとかね、あったと思いますよね。
家族は大変だったと思います。
(でも)、自分のやっていることで後悔したくないですしね。
やるだけやんないと、後悔するじゃないですか」
想像を絶する逆境から復活した口癖は、「自分の力を出しきるのが、仕事」。
お父様は「結果に責任を持つために精一杯努力する」と語っていたことから、この考えがYoutuberとして活躍するちかさんの不屈の精神に生きているのではないでしょうか。
過去にNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演していた!
バイリンガールちかさんのお父様は、過去にNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演されていました。
「不屈のリーダー」として紹介されているちかさんのお父様の吉田憲一さんは、世界最大級の洋上加工船「アラスカオーシャン号」でファクトリーマネージャー(工場マネージャー)として働いています。
マネージャーの仕事だけではなく、約6か月の航海ごとに作業員が30~40人が入れ替わることから、新人の面接も行うそうです。
ちかさんのお父様は、テレビ出演の際に仕事に対してこのように語っていました。
・面接に際に見定めることはずるをしない人間かどうか
ちかさんのお父様は常に真摯(しんし)に仕事に向き合うことから、その姿勢を部下にも求めています。
吉田:「ずるい人間の中にも、仕事を結構できるのがいますけどね。ただこれはもう信用できない。見てる時と見てない時の差があるんで」。
・すべては教えない
作業員に対してこと細かな指導はしない。
吉田:「問題を出す、彼らが考える。彼らが何らかの答えを出す。それが間違ってたら言いますけど。考えさせなきゃダメ。全部言ってもダメ」
・能力や経験ではなく姿勢
部下に対して能力や経験は問わない。
仕事に対する「姿勢」を公正に評価することで、部下たちはやる気と将来の夢を持って働くことができるということです。
・自分の力を出し切る
「自分の力を出しきるのが、仕事」と語っているちかさんのお父様。
現場にこだわり、現場に立ち続けるその精神は、部下たちにも受け継がれているそうです。
採用面接の時間はわずか1-2分ということですが、そんな短い時間で相手の本質を見抜くことができるとはすばらしい能力をお持ちですよね。
乗組員は約6か月の航海の間、毎日16時間労働するということから、ちかさんのお父様は信頼できる部下を鋭い目で選出していることが分かります。
アラスカオーシャン号の設備がすごい!
過去には、お父様の職場の見学をする様子が動画になっていました。
動画の中では、船内にある魚を加工する設備や加工方法などを紹介していましたよ!
魚を冷凍保存するのに使用する機器がハイテクでした。
こちらはコンタクトフリーザーと呼ばれ、この空間が冷凍庫のように寒いのではなく冷却されてた板の上に魚を載せることで冷凍加工するということです。
世界最大級の洋上加工船とあって、想像以上のハイテクノロジー搭載の船ですね!
住み込みということで、パソコンの作業部屋や船員の部屋、食堂についても紹介されていました。
【関連記事】
https://sabucaru.com/billingirl-chika-danna-batui1/
まとめ
今回はバイリンガールちかさんのお父様の吉田憲一さんや、仕事内容と船について調査しました。
苦境にも立ち向かい、海外で大活躍しているお父様とあって、ちかさんはきっと誇らしいでしょうね。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。