2020年5月1日、武漢ウイルス研究所の主任研究員の石正麗(セキレイレイ)さんがフランスへ亡命したという噂が広まりました。
その後5月3日、マイク・ポンペオ米国務省長官は米TV局のインタビューに対して 「このウイルスが武漢にある武漢ウイルス研究所から出てきた大量の証拠があると言える」と発言。
すると5月4日に石正麗(セキレイレイ)さんが自身のSNSのメッセージアプリ・ウェイボー(微博)で亡命はデマであると発表します。
石正麗がフランスへ亡命?
【北京共同】中国湖北省の中国科学院武漢ウイルス研究所が新型コロナウイルスの起源だとの証拠があるとポンペオ米国務長官が述べたことに対し、共産党機関紙、人民日報系の環球時報(電子版)は5日、ポンペオ氏は「うそが習い性となっている」と猛反発した。
一方、ウイルスの起源に関する議論の高まりに伴い、中国のインターネット上では同研究所のウイルス専門家石正麗氏が欧州へ逃れ、米国大使館に保護を求めたとの情報が拡散。中国メディアは5日までに「国を裏切り亡命したとのデマはあり得ない」とつづった石氏の会員制交流サイト(SNS)の投稿を紹介した。
引用元:共同通信
武漢ウイルス研究所の主任研究員の石正麗(セキレイレイ)さんは、家族と共にフランス亡命したという噂が広がっています。
武漢ウイルス研究所の副所長、コロナウイルスの母、石正麗(Shi Zhengli)が家族と共にフランスに亡命、との情報あり。 アメリカが背後で手助けしたとのこと。
コウモリを媒介するウイルスの研究者として著名な彼女が亡命したとなれば、武漢肺炎発生の経緯が分かる可能性あり。#石正麗#亡命 pic.twitter.com/ke3HSQuvNQ— グリコのおまけ (@fmS8JiQC0I6zzIj) May 1, 2020
石正麗の亡命はフェイク?SNSで否定
石正麗氏は通称バットウーマンと呼ばれるほどコウモリウイルスに精通し、武漢研究所に30年間も務めていたため、こんかいのウイルス起源について全てを知ってる人物とされてるようだ。
既知の通り、家族を引き連れ国外に亡命。
かなりざわつきだした。
要注目だ。 pic.twitter.com/5pIzp1wvmD— yasoo3 (@yasoo3) May 5, 2020
2020年5月4日に、石正麗(セキレイレイ)さんが亡命を否定するコメントをWe Chatに投稿します。
翻訳がこちら。
Shi Zhengli、親愛なる友人、私の家族はすべて元気です! どんなに難しいことでも、「裏切り」の噂に出てくる状況はありません。 私たちは何も悪いことはせず、私たちは心の中で科学を固く信じています。 雲が開いて日の出が来る日が必ずあります。
亡命を否定していますが、写真に本人は登場していないことから「デマではないか?」という噂も流れています。
石正麗WeChat投稿はなりすまし?
石正麗さんのWechatこえぇ
人物が一切映ってない近所の写真9枚で
「私は亡命していません」とかホラーだわ一部で騒がれてる、トランプの証拠は間違いなく
この人が持ち出した資料とこの人自身の証言だろう
中国はその別人を作り上げて対抗する気だわ。怖いわ、中国。
— うんてい (@SpeechDemocracy) May 5, 2020
石正麗(セキレイレイ)さんはSNSアカウントで亡命を否定しましたが、本人の写真や動画が投稿されていないことから、その投稿を不審に思う声が上がっていました。
中国は情報規制社会であることを考えると、自国を守るためにアカウントを乗っ取り、石正麗(セキレイレイ)さんになりすました可能性も考えられます。
石正麗(セキレイレイ)さんの亡命で情報がアメリカの手に渡ったと考えれば、先日マイク・ポンペオ米国務省長官がインタビューに対して 「このウイルスが武漢にある武漢ウイルス研究所から出てきた大量の証拠があると言える」と発言したことにも納得できます。
武漢ウイルス研究所の石正麗さんが機密を携えて亡命を申請?https://t.co/lW70Z0q3mp
↓
本人が否定したというWeChathttps://t.co/IttpTTTTr3
中国共産党機関紙なども亡命を否定
↓
ポンペオ国務長官がウイルスは武漢研からという相当量の証拠と発言https://t.co/wz6U1ILaEvこれはスパイ大作戦? https://t.co/mgIRgFP1ok
— Yajirou Donn (@Yajirou_Donn) May 4, 2020
まとめ